2015
12/10
【予防歯科】歯ブラシの選び方&歯磨きの仕方
予防歯科とは?
予防には、発病の防止だけでなく、寿命の延長や、からだやこころの健康を高めること、そして機能回復と長期間の維持が含まれる。
【1次予防】口腔清掃指導・栄養指導
病気の発生予防で私たちが通常”予防”とよぶ考え方。患者様がマラソンランナーだとすると、歯科医療スタッフは、1次予防という的確なアドバイスを与えながら、トラブルなく完走できるように見守るコーチ。
【2次予防】早期発見・早期治療
かかってしまった病気の早期発見、早期治療で病気が進行し、重症化する事を防ぐ。転んだランナーを早目に手当てしてきちんと走れるようにしてあげることは、より大きな事故を引き起こす事態を防止する対策でもある。
【3次予防】リハビリテーション・再発予防・社会復帰
病気の治療の過程で保健指導を行ったりして、再発予防や社会復帰を目指す。大事故にあってしまったランナーを手当し、再び歩けるようにすることも、深く傷付いたからだやこころの健康を高める予防。
歯ブラシの選び方
おすすめ歯ブラシは?
(1)毛はナイロン製
(2)頭の大きさは20~25mm
(3)頭の幅は毛が3列くらい
歯ブラシの硬さは、やわらかめ/ふつうがGOOD!
やわらかめ 歯ぐきが腫れたり炎症のある人
ふつう 歯ぐきが健康な人
取り替えどきは?
毛先がはみ出したら取り替えよう!
持ち方は?
・パームグリップ
・ペングリップ
歯ブラシの動かし方
大切なのは、全部の歯をまんべんなくみがくこと。『みがくことと、みがけていること』は違う!!自分の口にあった歯みがきの方法を覚え、習慣づけることが必要!
歯間ブラシとデンタルフロスも一緒に!
歯ブラシだけではみがけない部分をみがくための補助清掃器具も一緒だともっとキレイになります!スカスカはダメ!太すぎもダメ!サイズがぴったりなものを選びましょう。デンタルフロスは、歯ぐきをこすりすぎないように。タバコによる歯面の汚れ防止及び除去効果(ヒト抜去歯牙を用いた実験)
インタースペース・ブラシって?
●インタースペース・ブラシ
歯ブラシのような長い柄の両端に、小さな先細りの筆のような毛先が付いている補助清掃器具。毛先を歯の境目に確実に当てます。毛先を歯の側面に沿って動かし、歯の根元や境目に沿わして動かします。
●ブリッジを入れている所にも便利
奥歯のうしろも磨ける!
矯正装置の隙間や針金も磨ける!
●エンドタフト
歯ブラシのように長い柄の端に、ちょうど歯ブラシの頭の前方3分の1ぐらいの幅の毛束が円形についている補助清掃器具。
あなたの歯磨き意識は大丈夫?
日々の歯磨きから予防歯科は始まっています!
歯ブラシの選び方から、磨き方をしっかりと踏まえた上で、毎日のケアをしていきましょう。
よくわからない。もっと専門的なアドバイスを聞きたい方は、当院スタッフまでお声掛け下さい。