埼玉県川口市の歯科医院(新井宿駅)|インプラント・予防歯科・小児矯正(床矯正)
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高橋歯科医院だより

2015

10/30

ブラッシングをマスターしよう!

 

ブラッシングの目的は“歯垢”を取り除くこと

虫歯や歯槽膿漏、歯肉炎を引き起こす原因菌は歯垢(プラーク)にあります。
歯垢は細菌のかたまりです。この歯垢を毎日の正しいブラッシングによって取り除いておかないと、健康な歯を維持することはできません。虫歯が原因で頭痛・肩こり・内臓疾患などを引き起こしたりすることもあります。集中力の低下にもつながり、仕事や勉強の能率が下がってしまいます。
毎日をより快適に過ごし、食べ物をおいしく食べるためにも、正しいブラッシングはとても大切です。

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歯ブラシの選び方のポイント

(1)大きさ
大きい歯ブラシでは口の中で動きがとれません。歯の奥までとどくような、小さめの歯ブラシを選びます。使う人の、上の前歯2本分くらいが良いでしょう。

(2)硬さ
やや硬めで毛先に弾力性のあるものがおすすめですが、歯肉炎などの症状がある方には、少し軟らかめのものを使用し、回復してきたら少しずつ硬めのものにしてみましょう。

 

ブラッシングの基本

━ 小さめのブラシで1本1本ていねいに磨きましょう ━
1本1本ていねいに歯垢を取り除くことがブラッシングの目的です。
鏡を持って、目で確かめながら磨くと磨き残しが減ります。

(1)力を入れすぎない。ゴシゴシではなくサラサラと。
(2)磨く場所によってブラシの持ち方を工夫する。
(3)磨きにくい場所から磨く。磨く順序を決める。

磨き方3種類

(1)スクラッビング法(一般的):
歯肉と歯に対してブラシを直角にあて、小刻みにふるわせる。1ヶ所20〜30回img01

(2)バス法(歯周病改善):
歯肉と歯の境目にブラシを45度の角度であて、歯周ポケットの中にブラシの先を入れて、やさしくふるわせる。img02

(3)フォーンズ法(子供やうまく磨けない人)

【外側】
歯肉と歯に対してブラシを直角にあて、円を描くように上下の歯を一緒に磨く。

【内側】
あごの内側から歯の裏側にかけて、大きく往復を繰り返しながら全体を磨く。img03

ブラッシングの補助器具

ブラッシングで取り除くことのできなかった歯垢や食べカスを取り除く補助器具です。

●歯間ブラシ
細い針金の拾遺にブラシをつけたようなものです。歯ブラシの毛先が入りにくい歯と歯の間、歯茎の近くをきれいにします。すき間に入れて前後します。サイズはS・M・Lなど色々ありますので、自分にあったものを選び、入らないところは無理に入れないようにします。

●デンタルフロス(糸ようじ)
ナイロンの糸を歯と歯の間にすべらせるように入れて、歯垢や食べカスをしごき出します。すき間の狭いタイプの人に使えます。

●電動歯ブラシ
ブラシ先端が左右に振動するものや、回転するものなどがあります。便利ですが、力のコントロールが難しいようで、上手に使いこなさないと歯肉を痛めたりすることがあります。歯肉に炎症のある時は控えます。

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